公務員試験合格者による公務員試験合格のためのブログ

公務員試験合格者が、試験の体験記を中心に情報を発信するブログです。

【今日からできる面接対策】公務員試験の面接で1番大切なこと

こんにちは!近藤です。

 

皆さんご存知の通り、公務員試験は一次試験として筆記試験があり、合格すると二次試験以降必ず面接試験があります。

今日は公務員試験の面接を受かるために、私が最も大切だと考えていることをお伝えしようと思います。

 

それは、人当たりの良さです。

 

具体的には人の目を見て笑顔でハキハキ喋れるかどうかです。つまりあれです、民間と同じです。

は?何言ってんのお前?そういうの苦手だから公務員試験受けてんじゃん!って方もいらっしゃるかもしれませんが私個人的な見解としては、行政の課題に対する独創的な解決策を面接官に熱弁する受験生よりも、ニコニコしながら趣味の話で面接官と盛り上がれる受験生の方が合格しやすいと思います。

 

心に留めていただきたいことは、面接官は行政のプロです。行政的な課題に対しては常日頃から頭を悩ませており、受験生の素人に毛が生えた程度の知識では到底及ばないのです。(及ぶか及ばないかはともかく、面接官自身もプライド的にそう思ってる、多分きっとおそらく)

しかし公務員試験の面接官は面接のプロではありません。面接は基本的に人事課の担当職員が行いますが、民間と違って2〜4年ほどで人事異動がある場合がほとんどです。つまりベテランの面接官でもせいぜい3年ほどしか人事課の経験がないのです。

じゃあどうやって判断するか?「この人と一緒に働きたい」「この人と同じ職場なら雰囲気が良さそうだ」とかそんな理由でしょ!(とりあえず唇出しとけば何とかなると思ってる節がある林修的ドヤ顔)

 

とはいえ現在はコンピテンシー面接と呼ばれる受験生の過去の行動を掘り下げるような面接方法がとられるなど、ちゃんと客観的基準で面接されてる方も多いです。でもどんなに素晴らしい経験をしている受験生でも、面接官に「こんな人と働きたくない!」と思われてしまったらまず採用しませんよね?

公務員は閉鎖的な職場です。だから毎朝、職場に出勤した時に自分のテンションが下がるようなあいさつを返してくるような人は採用したくないのです。

 

そんなわけで私は公務員試験の面接で1番大切なことは「人当たりの良さ」だと信じて疑わないわけですが、これは一朝一夕でなんとかなるものではありません。しかし公務員試験の面接程度なら数ヶ月あればなんとかなると思います。何故なら本番の10〜30分くらいの時間を取り繕えば良いのですから。

それと大きな声では言えない話なのですが…公務員試験の受験生は対人能力に自信のない方が多いです(中途採用は除く)。なので笑顔で相手の目を見て話せる程度で十分アドバンテージを得ることができます。特に男性は女性に比べてコミュニケーション能力が低い受験生が多いので、これができるだけで格段に合格しやすくなるでしょう。女性の場合は比較的人当たりの良い方が多いので、これに加えて質問に対する的確な回答も求められるでしょうが…

 

ということで、まずは「親や友人など、他人と話すときは相手の目を見て笑顔で話をしてみる」ことを心がけてみましょう。その際、嬉しい話や楽しい話など明るい話題の時は大げさな笑顔で、ネガティブな話題の時はやや微笑む程度で話をするなど、「笑顔に緩急をつける」ことが出来るようになれば本番の面接でも人当たりの良さがアピールできるようになると思います。

ある日突然満面の笑みをたたえて話しかけてくるようになった我が子や友人…とても気持ち悪いですがそのうち自然な笑顔が身につけられるはずですので、日本スマイルセラピー協会のマック赤坂先生の動画などを参考に画面の前のあなたもスマイル!してみて下さい。(私は信者ではありません。)

 

とはいえ面接本番は「明るい話題は全力で笑顔、真剣な話題は笑顔を抑えて」とか色々難しく考えなくてもただニコニコしてれば受かります。周りの人みんなガチガチに緊張しているので。

 

余談ですがメンタリストのdaigoさんによると就活の面接はほとんど意味がないそうです。面接官は本能的に仲間になれそうな人、自分に似ている人を高く評価しているだけであると。だから笑顔で話かけてくれる人には、面接官は自分に対して好意を向けていると認識して高評価を下すわけですね。

 

さて、笑顔だのなんだのとやや精神論じみた気持ちの悪い話になってしまいましたが、私の体験談として人当たりが良さそうに見える人間は受かります。幸い第一印象が良いと評されることの多い私は公務員試験の面接はらくらく全勝でしたので、是非みなさんも上っ面の良い人間を目指して頑張って下さい。

新卒の方であればフレッシュさを前面に出して爽やか系を狙うのも大変効果的ですよ!

 

という事で今回はこの辺で。

それでも面接に自信のない方に対しては私からいくつかのアドバイスがありますので、今後また記事にします。乞うご期待を。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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こんにちは!近藤です!

 

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フォローしていただくと記事更新のお知らせが届きます!多分ね!(Twitterの仕組みをよく理解してない)

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嘘です始めて結構経ちますが、全然フォロワー増えないから宣伝用の記事書いてます。

 

まあ別にフォローしていただけなくても全然良いんですけどね。むしろブックマークに登録していただいて、定期的にチェックしてくれる方のほうがトータルのアクセス数が増えて私個人的には嬉しくなります。

 

試験が終わり暇な時間を持て余した私が少しでもみなさんに有用な情報を提供できたらとブログを始めてから1ヶ月以上経ちましたが、思った以上にみなさんにアクセスしていだいており、非常に嬉しい限りです。ご覧になっている皆様本当にありがとうございます。

 

純粋な疑問なんですが、皆さんどうやってこのブログ発見したんですか?ググっても出てこないと思うんですけど。ミラクルですか?ミラクルひかるですよね?ミラクルひかるってどうやって発掘されたんですか?教えてくれる方いらっしゃったら教えていただきたいです。TwitterのDMでもなんでもいいですので。よろしくお願いします。

 

突然ですがここで私の自慢タイムです。実は私、今年受験した二次試験の面接の評価が、結果が公開されているものは全て最高評価でした。まあ私の素晴らしい人間性が評価されたのか、単に稀代の大嘘ツキとしての才能があったのかは分かりませんが(嘘つくのが上手いに決まってる)、どうやら私は公務員試験の面接には適性があるようです。

そんなわけで今後は特に面接についての情報に力を入れて発信していく予定ですのでこれからもどうぞお付き合いいただければと思います(もちろん筆記試験についても情報発信します)。

 

それでは皆さん御機嫌よう。

風邪をおひきになどならぬようご用心下さいませ。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

【10月版】公務員試験対策でやるべきこと

こんにちわ、近藤です!

もう10月も半ばですが【10月版】ということで見逃して下さい…

 

とはいえ基本的なことは9月版でお伝えしたこととあまり変わりはありません。引き続き数的系とミクロ、憲法民法に力を注いでいただければと思います。焦らずじっくりと身につけて下さいね!9月版の詳細は↓

 

koumuinkantou.hatenablog.com

 

 

では、プラスαということで今回は地理と思想についてです。

 

【地理】

公務員試験の地理は、ある程度範囲が決まっています。なので、地理をほとんど学習していない人や興味がない人でも捨てない方が良いと思います。

過去問の地理をいくつか解いてみて下さい。地形や土壌、各国の特徴などのワンパターンな問題から1つや2つ選んで出してるだけというのが分かると思います。

あとは暗記するだけです。とはいえ興味のない人はどうしても短期記憶になりがちなので、一度流してみてあとは試験直前に叩き込む方が効率的かもしれませんね。

覚えるのが苦痛な場合はテーマで区切って覚えられそうなところから暗記しましょう。どうせみんな全部なんて覚えてられないので、いくつか忘れてしまうテーマができても仕方ないと思いますよ!別に地理1問解けないくらいで落ちることはありませんから。

 

【思想】

こちらも覚える範囲はかなり少ないです。地理より少ないと思いますが、その分とっつきにくいのではないでしょうか。

こちらも過去問を見れば分かりますが、同じ時代の人物や同じ国の人物同士で著作や思想を組み合わせる問題がほとんどです。いつも比較される人物は決まっていますので、最悪ゴリ押しでもいいから暗記してしまえば大丈夫だと思います。

興味が全く持てなくて暗記できないという方は後回しにしちゃって下さい。試験直前になれば危機感で何とかなるはずです。何度も言いますが、やれそうなところから手をつけることを心がけて下さいね!

 

予備校に通っていたり、学内講座を受けている方は地理や思想などの人文系の細々とした科目は早めに講義があると思います。でもそれは運営上の都合からそうなっているので、今は大まかに流しておいて年明けから試験直前にかけて本格的に取り組むのがおすすめですよ!

 

それでは…

今日はここまでにしときます(バナナを食べるだけで100万回再生のYouTuber感)

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

公務員試験の第一志望はいつまでに決めるべき?

こんにちは!最近更新をサボっていた近藤です。サボり癖は性分なもんでなかなか治らないですよね。公務員試験の勉強も随分苦労したものです。心がけでなんとかするのは厳しいので環境を整えてあげるのがベストという結論に辿り着きましたが…

 

さて、公務員試験を受験する予定の皆さん、第一志望は決まっていますか?

多くの方は「受けたいところはいくつか決まっているけれど、どれが第一志望かは決めていない」「第一志望は決まっているが、併願先を決めてない」というような状況だと思います。

もちろん去年の私のように「受かればどこでも良いからとりあえず採用人数多いところたくさん受けるべ」という方もいるかもしれませんが…(嫌だねえ…良い子のみんなはやめようね!)

 

それでは公務員試験の第一志望はいつまでに決めるのがベストでしょうか?

それは、年明けの1月くらいまでです!

 

理由:模試を受ける時にお金がもったいないから

 

真面目な話2、3月以降に行われる模試の申し込みを1月中にするのですが、ある程度第一志望を決めておかないと困るわけです。例えば特別区と都庁は全く同じ日に模試があるので、どちらかを選んで受験することになります。あとは裁判所の模試を受けるか受けないかでパック料金になったりならなかったり…

とりあえず今のところは大まかな併願プランだけ考えておけばいいと思います。今年の試験の日程を確認してみて、来年同じ日に試験が行われるであろう試験はどれを受けるべきか?そのためにはどの科目の勉強が必要なのか?(だいたい同じなのであまり気にする必要ないかもしれませんが)といったことを一度考えてみると良いと思います。

ぶっちゃけどれが第一志望だなんて、説明会に参加したり過去問や模試の結果を見たりするとコロコロ変わると思うので、今は大まかに絞り込む程度でいいと思いますよ。

ちなみに私の場合は最初は難易度高めの試験が第一志望でしたが、試験が近くなるにつれてだんだんと自信がなくなっていき、難易度の低いところが第一志望になりました。そしていざ結果が出ると合格していた中で1番難易度高いところが第一志望になりましたね。せっかくなら試験の難易度高いところに行きたいと思ってしまうのは持ち前の貧乏性ゆえでしょうか。

 

ということで試験までまだ時間がありますので、気になった自治体、官庁の説明会には積極的に参加してみると良いでしょう!志望先を決める大きな判断材料になるかもしれません。

 

説明会の参加をオススメするお話はこちら。

 

 

koumuinkantou.hatenablog.com

 

 

そしてこまめにホームページをチェックして説明会のお知らせを見逃さないように気をつけましょう!最近はツイッターでも情報を流してくれる自治体が多いので、フォローしてみると良いのではないでしょうか。いやもうほんとね、説明会の告知から予約までの期間が短すぎるんですよ。特に地方のちっちゃいところね。やる気あるんでしょうか…

 

ついでにこのブログの更新情報もツイッターで発信していきますので是非フォローお願いします

というか自治体とかどうでもいいのでこのブログのアカウントをフォローして下さい。お願いします何でもしますから(何でもするとは言ってない)

 

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それでは今日はこの辺で。季節の変わり目ですから体調管理にはお気をつけて下さいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

【9月版】公務員試験対策(筆記)力を入れるべき教科、科目

こんにちは!近藤です!

現在試験勉強されている受験生の方、お疲れ様です!

 

現在大学三年生の方、長い夏休みが終わろうとしていますが、夏休みはどの程度勉強時間を確保出来たでしょうか?忙しかったり、勉強に手がつかなかったり、遊んでしまって思うように学習が進んでいない方もいるのではないでしょうか?

ちなみに去年の私は完全に夏休みを潰しました。特に忙しかったわけでもなく、まあそれなりに遊んでいた程度だったのですが、気がついたら秋刀魚が美味しい季節になってました。秋刀魚を大根おろしとポン酢で食べるの最高に美味しいよね。でもあれ大根おろしとポン酢の味だよね。秋刀魚に含まれるドコサヘキサエン酸とエイコサペンタエン酸って絶対田舎者だよね。

去年の私のように夏休みに思うように学習が進まなかった方、これから本格的に学習に取り組もうと考えている方、まだまだ時間はありますので焦らずじっくりと勉強を進めて下さい。

 

さて、今日はこの時期に力を入れるべき教科、科目を私の去年の学習状況を踏まえてお話ししたいと思います。

 


数的推理(判断推理、図形など含む)】

予備校に通っているor学内講座受講の方は一通り講義が終わり、復習をされている頃かと思います。数的は全ての職種の公務員試験に課されるので数学が不得意な方、苦手意識がある方も逃げずにある程度の時間を割いて学習を進めることをお勧めします。私の場合は数的と判断推理にそれぞれ1時間ずつの計2時間くらいを目安に毎日勉強してました。時間のない時でも毎日1問は解くように心がけてましたよ(解いたとは言ってない)。

しばらくの間は見たことある問題は解けるけど初見の問題は解けないよね〜っていう状態が続くと思います。しかし私の場合は3月の模試あたりから突然数的が得意になりました。よく予備校講師などは、「数的は二次関数みたいに後半急に力がついてくる」と言いますが、まさにその通りだったと思います。

私はどちらかというと数学は苦手な方でしたが、早い段階から数的に力を入れていたお陰で数的が得点源になったので、是非みなさんには継続的に数的に取り組むことをお勧めします。

 

憲法

憲法も数的と同様に一通り学習している方が多いのではと思いますが、少しずつ過去問に取り組んで早めに過去問集を一周させておくとよいです。これは民法行政法などの一部の分野では、すでに憲法で学習した判例が出てくる事もあるためです。まあ憲法は1番簡単なので、私のブログを発見できるほど情報収集能力の高い優秀な皆さんなら余裕でしょう。

 

ミクロ経済学

すでに一通り学習したか、現在学習している最中の方が多いと思いますが、まずは早めに一通り終わらせてください。その後スー過去等を利用してガンガン過去問を解き、一通り固めてしまうと後が非常に楽になります。私は経済原論が苦手で何度も詰まりましたが、詰まったらそのテーマは一旦無視して理解しやすいテーマから学習するようにしていました。ミクロはマクロと違ってそれぞれの単元が独立している事が多いので、最初から通しで理解する必要はありません。分からないところはどんどん飛ばして、自分にとって楽だと感じるところから学習を進めていきましょう!

飛ばしたところは余裕が出てきたら学習すれば良いと思います。というかぶっちゃけやらなくても受かります。他の科目でカバーできるので、苦手に感じた方は全部捨ててしまうのではなく自分のできそうなところだけやって、1、2点を取りに行くというスタイルが良いと思いますよ!難しいところは時間があったらやろう程度に考えておいた方がモチベーションも長続きするのではないでしょうか。

 

民法

民法もミクロ同様、人によって学習状況が分かれると思いますが予備校に通っている方は、まずはしっかりと講義の復習を心掛けてください。

独学の方は、「ザ・ベスト」などの参考書をテーマで区切って読んだ上で、その都度スー過去で対応する範囲の問題演習をするという形がオススメです。民法は登場人物が多くて大変な科目ですが、図を書いて状況を整理したり度々登場する「可哀想な人」に注目するなどして出来るだけ自分なりに理解をして覚えましょう。行政法憲法は理解しなくても丸暗記でいけるかもしれませんが、民法は出来るだけ丸暗記しない方が無難です。ただしどうしても理解できないテーマが必ず出てくると思いますので、その場合は一旦塩漬けにしておき、時間をあけてもう一度学習してみるなど最初から完璧を目指さない方がいいです。あんなの最初から全部理解しようだなんて無理です無理(断言)。ほんとに無理だったら試験直前に丸暗記しちゃえばいいんですからね。

 

⑤【文章理解(現代文、英語)】

文章理解に関してはあまり時間をかけずに1日10〜15分くらいで数問解くことを続けてください。現代文、英語どちらもセンター試験レベルといわれていますが、英語の関しては選択肢から文章を推測しづらくセンター試験のように選択肢読むだけで答えがわかることはほとんどないと思います。

私は英語が絶望的にダメだった(中学生レベルの単語もわからない)ため、基本的には全部捨てて数的の時間にあててました。時間が余ったら悪あがき程度に解いていたので正答率は5問中2問とかでしたね。いや、もっと低いかも。

現代文についてはもともと得意だったので感覚を取り戻す程度に勉強してましたが、間違えた問題についてもあまり復習等しませんでした。これ選択肢に正解無いんだけどorこれ2つ正解あるよね?みたいな現代文おきまりのパターンの場合は、間違えても気にしなくて良いと思います。解説読んでも納得できないやつは無理に受け入れようとするとストレス溜まります。圧倒的に出題者が悪いです。(見えない何かに怒りをぶつける荒らしの鑑)

 

【日本史、世界史】

文系の方は高校時代に選択していた科目は正答できる程度に学習しておきましょう。私は高校時代に日本史を選択しており、CDブックのような教材が家にあったのでそれを聞きながら通学してました。ほんとそれしかやりませんでしたが、公務員試験の歴史系は簡単な問題が多いので全然大丈夫でしたよ。世界史は頻出の時代だけ少し勉強した程度でしたので、あまり成果はあがりませんでした。(笑)

皆さんには暇な時間に歴史の漫画を読むことをお勧めします。リフレッシュも兼ねて一石二鳥ですよ!

 


以上の科目が今の時期個人的に力を入れるべきと考えている科目です。もちろん上に書いたのは私のやり方なので、人によっては効率が悪く感じる方、自分に合わないと感じる方も多いと思います。そのため是非皆さんには自分に合ったやり方を見つけていただきたいです。他人から言われたままやるよりも自分で工夫してやったほうが面白みがありますし。ますのすし

 

それでは今日はこの辺で。季節の変わり目なので体調には気をつけて下さいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

国税専門官の会計学は捨てても大丈夫!な理由

こんにちは!近藤です。

試験勉強されている方、お疲れ様です。

 

前回私は国税専門官試験が不人気ゆえに合格しやすいという記事を書きました。

まだご覧になってない方はそちらの記事からお読みください。

 

koumuinkantou.hatenablog.com

 

そして最後に国税専門官会計学を勉強しなくても一次試験(筆記試験)を突破できると言いましたのでその詳しい理由をこれから解説します。

 

まず、平成30年度の国税専門官の試験科目は以下になります。


【教養試験】

文章理解(現代文、英語)・・・11問

数的推理(判断推理、空間把握、資料解釈を含む)・・・16問

時事・・・3問

自然科学(物理、化学、地学それぞれ1問ずつ)・・・3問

人文科学(日本史、世界史、地理、思想それぞれ1問ずつ)・・・4問

社会科学(法律、政治)・・・3問

計40問

 


【専門試験】

民法・・・6問

商法・・・2問

会計学・・・8問

ここまでの計16問は必答問題

 

以下は任意の4科目(24題)を選択し、必答問題と合計40題を回答

 

科目①憲法行政法・・・6問(憲法行政法それぞれ3問)

科目②経済学・・・6問(ミクロ経済学マクロ経済学、経済事情のそれぞれ2問)

科目③財政学・・・6問

科目④経営学・・・6問

科目⑤政治学社会学、社会事情・・・6問(政治学3問、社会学2問、社会事情1問)

科目⑥英語(一般)・・・6問

科目⑦商業英語・・・6問

科目⑧情報数学・・・6問

科目⑨情報工学・・・6問

 


特別区のように科目関係なく自由に40問選択して回答するのではなく、この①〜⑨まである科目の中から4つ選んで24問回答する形になります。

 

教養試験についてはオーソドックスな選択なし40問必答になりますので詳しい説明は今回は省略させていただきますが、専門試験は少しわかりづらいですね…

参考までに私が受験した際は16問の必答問題に加えて①の憲法行政法と③財政学と④経営学と⑤政治学社会学、社会事情の24問を回答しました。私の友人の多くが文系の学生だったので①〜⑤のどれかを回答している人が大多数でしたね〜

 

教養試験と専門試験のそれぞれの科目ごとの勉強法については後日また詳しく書かせていただくとして…

 

会計学8問もあるじゃんしかも必答じゃん!勉強しなくていいとか適当なこと言うなよ!

 

と思われた皆さん。正解です。国税専門官が第一志望の方は是非しっかりと勉強して得点源にしてください。そうすればまず一次試験は受かります。

 

でも多くの受験生は国税専門官は併願として受けるのではないですか?そういった方は中途半端に会計学を勉強しなくてもいいと思います。そもそもこの会計学国税専門官試験以外に使いません。多分。きっと。少なくとも私は使いませんでした。

なので私は特別区の試験が終わるまで全く会計学は勉強せず、その後国税専門官試験までの約1カ月間で詰め込むことにしました。

 

結果、8問中1問正解することができました。

 

いやいや5択問題なんだから勉強しなくても1問は正解するだろ!ってことで私の勉強の仕方が悪かったのと、会計学というものに対して全く興味を持たなかったのもあって完全なる徒労でしたね。

 

結論として私は短時間で会計学を詰め込もうとするのはおススメしません。その時間は他の科目に使いましょう。

特に国税専門官試験には専門記述試験があります。これは科目ごとに対策をきちんと取る必要がある(足切りがある)ので、特別区試験後の1ヶ月間で国税対策をする場合は専門記述を詰め込みましょう!

 

前回申し上げた通り今年の国税の一次試験(筆記)のボーダーは36.5点です。

会計学捨てても十分に受かります。というか会計学の点数含めないとこの点数に達しないというのはちょっとヤバイです。かなりリスキーフリスキーです。国税を併願として受験しようとされている方は、会計学に頼らずとも一時突破できるレベルまで他の科目を底上げしてください。そうすれば無事第一志望に合格できるでしょう!

 

もちろん私と違って短期間でも成果を出せる優秀な方や会計学そのものに興味がある方、すでに簿記の学習をしている方はこの限りではありません。特に面接に自信のない方は、会計学を勉強して筆記で高得点を取っておけば安心ですよ!(ニッコリ)

 

といったところで今日はこの辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

国税専門官は難易度低め!とりあえず受けとけ!

こんにちは!近藤です!

試験勉強されている皆さんお疲れ様です。

 

さて、公務員を目指している方なら国税専門官というお仕事をご存知の方も多いと思います。

 

国税専門官とは分かりやすく言うと税務署の職員です。

 

国税専門官は専門職に当たるため、国家一般職や地方公務員と比べて給料面での待遇が非常に良いです 。また仕事のオンオフが非常にハッキリとしており、繁忙期とそれ以外の時期で業務量が大きく違うことが特徴です。

国税専門官になるメリットとデメリットについての詳しい話はこちらをどうぞ。

 

koumuinkantou.hatenablog.com

 

そんな国税専門官ですが2ちゃんねるなどネット上ではブラックとしての扱いを受けており、公務員試験の受験生からもあまり人気がありません。たしかに繁忙期は残業もあるみたいですが、国税専門官の知人によると世間一般で社畜と呼ばれる人々に比べるとはるかに労働条件は良いようです。最近は市役所なんかも仕事量増えてきてますしね…

 

とかく国税専門官は不人気の背景から最終合格者を多く出します。内定を出しても他の官庁や自治体に流れていってしまう受験生が後を絶たないからです。また、国税専門官は転勤があるためどうしても地元志向型の受験生からは敬遠されがちです。

というわけで国税専門官はシンプルに人気がないので受かりやすいです。いやほんと。

 

また面接の配点があまり高くないため、コミュニーケーション能力に不安のある方でも試験の点数さえ取れれば受かりやすいと言えます。これは国家一般職にも言えることなのですが、面接の時間が10〜15分程度しかありません。そのため高得点の受験生は非常識な受け答えさえしなければだいたい受かります。実際に私自身も国税専門官を受験したのですが、面接の時間は10分ほどでした。ほんと不安になるくらいあっさり終わります(笑)

 

参考までに地方自治体の面接時間はだいたい30分程度です。そして多くの自治体が複数回の面接試験をおこなうため、実際に人物を見られる時間はもっと長いことになります。また、国家一般職試験についても人事院の面接は10〜15分程度なのですが、その後官庁訪問の時にも面接を行うので実際にはもっと多くの時間面接を行います。

 

ここで本題に入りますが、今年(平成30年)の国税専門官の一次試験(筆記試験)のボーダーをご存知ですか?

 

なんと、36.5点だそうです。

 

80点満点だから、半分とらなくても一次突破できるという事になります!

 

実際に私の友人にも38点で一次試験を通った人が何人かいました。(37点で合格した人は私の周囲にはいなかったので確認が取れてません)

とはいえその点数だと面接でかなり良い評価を取らなければ合格できないので、最低でも半分以上の40点は欲しいところですが…

 

ちなみに今年度(平成30年)の国税専門官の試験は例年より難易度が上がったと言われているので、それもボーダーが低い理由の一つだと思います。

 

こうした背景から、私は国税専門官を併願する場合にネックとなる会計学についてはほとんど勉強しなくて良いのではと考えています。その詳しい理由と、実際にどのような勉強をしたら国税専門官に合格できるのかについては次回詳しくお話ししたいと思いますので是非ご覧ください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。