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国税専門官は難易度低め!とりあえず受けとけ!

こんにちは!近藤です!

試験勉強されている皆さんお疲れ様です。

 

さて、公務員を目指している方なら国税専門官というお仕事をご存知の方も多いと思います。

 

国税専門官とは分かりやすく言うと税務署の職員です。

 

国税専門官は専門職に当たるため、国家一般職や地方公務員と比べて給料面での待遇が非常に良いです 。また仕事のオンオフが非常にハッキリとしており、繁忙期とそれ以外の時期で業務量が大きく違うことが特徴です。

国税専門官になるメリットとデメリットについての詳しい話はこちらをどうぞ。

 

koumuinkantou.hatenablog.com

 

そんな国税専門官ですが2ちゃんねるなどネット上ではブラックとしての扱いを受けており、公務員試験の受験生からもあまり人気がありません。たしかに繁忙期は残業もあるみたいですが、国税専門官の知人によると世間一般で社畜と呼ばれる人々に比べるとはるかに労働条件は良いようです。最近は市役所なんかも仕事量増えてきてますしね…

 

とかく国税専門官は不人気の背景から最終合格者を多く出します。内定を出しても他の官庁や自治体に流れていってしまう受験生が後を絶たないからです。また、国税専門官は転勤があるためどうしても地元志向型の受験生からは敬遠されがちです。

というわけで国税専門官はシンプルに人気がないので受かりやすいです。いやほんと。

 

また面接の配点があまり高くないため、コミュニーケーション能力に不安のある方でも試験の点数さえ取れれば受かりやすいと言えます。これは国家一般職にも言えることなのですが、面接の時間が10〜15分程度しかありません。そのため高得点の受験生は非常識な受け答えさえしなければだいたい受かります。実際に私自身も国税専門官を受験したのですが、面接の時間は10分ほどでした。ほんと不安になるくらいあっさり終わります(笑)

 

参考までに地方自治体の面接時間はだいたい30分程度です。そして多くの自治体が複数回の面接試験をおこなうため、実際に人物を見られる時間はもっと長いことになります。また、国家一般職試験についても人事院の面接は10〜15分程度なのですが、その後官庁訪問の時にも面接を行うので実際にはもっと多くの時間面接を行います。

 

ここで本題に入りますが、今年(平成30年)の国税専門官の一次試験(筆記試験)のボーダーをご存知ですか?

 

なんと、36.5点だそうです。

 

80点満点だから、半分とらなくても一次突破できるという事になります!

 

実際に私の友人にも38点で一次試験を通った人が何人かいました。(37点で合格した人は私の周囲にはいなかったので確認が取れてません)

とはいえその点数だと面接でかなり良い評価を取らなければ合格できないので、最低でも半分以上の40点は欲しいところですが…

 

ちなみに今年度(平成30年)の国税専門官の試験は例年より難易度が上がったと言われているので、それもボーダーが低い理由の一つだと思います。

 

こうした背景から、私は国税専門官を併願する場合にネックとなる会計学についてはほとんど勉強しなくて良いのではと考えています。その詳しい理由と、実際にどのような勉強をしたら国税専門官に合格できるのかについては次回詳しくお話ししたいと思いますので是非ご覧ください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。