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【今日からできる面接対策】公務員試験の面接で1番大切なこと

こんにちは!近藤です。

 

皆さんご存知の通り、公務員試験は一次試験として筆記試験があり、合格すると二次試験以降必ず面接試験があります。

今日は公務員試験の面接を受かるために、私が最も大切だと考えていることをお伝えしようと思います。

 

それは、人当たりの良さです。

 

具体的には人の目を見て笑顔でハキハキ喋れるかどうかです。つまりあれです、民間と同じです。

は?何言ってんのお前?そういうの苦手だから公務員試験受けてんじゃん!って方もいらっしゃるかもしれませんが私個人的な見解としては、行政の課題に対する独創的な解決策を面接官に熱弁する受験生よりも、ニコニコしながら趣味の話で面接官と盛り上がれる受験生の方が合格しやすいと思います。

 

心に留めていただきたいことは、面接官は行政のプロです。行政的な課題に対しては常日頃から頭を悩ませており、受験生の素人に毛が生えた程度の知識では到底及ばないのです。(及ぶか及ばないかはともかく、面接官自身もプライド的にそう思ってる、多分きっとおそらく)

しかし公務員試験の面接官は面接のプロではありません。面接は基本的に人事課の担当職員が行いますが、民間と違って2〜4年ほどで人事異動がある場合がほとんどです。つまりベテランの面接官でもせいぜい3年ほどしか人事課の経験がないのです。

じゃあどうやって判断するか?「この人と一緒に働きたい」「この人と同じ職場なら雰囲気が良さそうだ」とかそんな理由でしょ!(とりあえず唇出しとけば何とかなると思ってる節がある林修的ドヤ顔)

 

とはいえ現在はコンピテンシー面接と呼ばれる受験生の過去の行動を掘り下げるような面接方法がとられるなど、ちゃんと客観的基準で面接されてる方も多いです。でもどんなに素晴らしい経験をしている受験生でも、面接官に「こんな人と働きたくない!」と思われてしまったらまず採用しませんよね?

公務員は閉鎖的な職場です。だから毎朝、職場に出勤した時に自分のテンションが下がるようなあいさつを返してくるような人は採用したくないのです。

 

そんなわけで私は公務員試験の面接で1番大切なことは「人当たりの良さ」だと信じて疑わないわけですが、これは一朝一夕でなんとかなるものではありません。しかし公務員試験の面接程度なら数ヶ月あればなんとかなると思います。何故なら本番の10〜30分くらいの時間を取り繕えば良いのですから。

それと大きな声では言えない話なのですが…公務員試験の受験生は対人能力に自信のない方が多いです(中途採用は除く)。なので笑顔で相手の目を見て話せる程度で十分アドバンテージを得ることができます。特に男性は女性に比べてコミュニケーション能力が低い受験生が多いので、これができるだけで格段に合格しやすくなるでしょう。女性の場合は比較的人当たりの良い方が多いので、これに加えて質問に対する的確な回答も求められるでしょうが…

 

ということで、まずは「親や友人など、他人と話すときは相手の目を見て笑顔で話をしてみる」ことを心がけてみましょう。その際、嬉しい話や楽しい話など明るい話題の時は大げさな笑顔で、ネガティブな話題の時はやや微笑む程度で話をするなど、「笑顔に緩急をつける」ことが出来るようになれば本番の面接でも人当たりの良さがアピールできるようになると思います。

ある日突然満面の笑みをたたえて話しかけてくるようになった我が子や友人…とても気持ち悪いですがそのうち自然な笑顔が身につけられるはずですので、日本スマイルセラピー協会のマック赤坂先生の動画などを参考に画面の前のあなたもスマイル!してみて下さい。(私は信者ではありません。)

 

とはいえ面接本番は「明るい話題は全力で笑顔、真剣な話題は笑顔を抑えて」とか色々難しく考えなくてもただニコニコしてれば受かります。周りの人みんなガチガチに緊張しているので。

 

余談ですがメンタリストのdaigoさんによると就活の面接はほとんど意味がないそうです。面接官は本能的に仲間になれそうな人、自分に似ている人を高く評価しているだけであると。だから笑顔で話かけてくれる人には、面接官は自分に対して好意を向けていると認識して高評価を下すわけですね。

 

さて、笑顔だのなんだのとやや精神論じみた気持ちの悪い話になってしまいましたが、私の体験談として人当たりが良さそうに見える人間は受かります。幸い第一印象が良いと評されることの多い私は公務員試験の面接はらくらく全勝でしたので、是非みなさんも上っ面の良い人間を目指して頑張って下さい。

新卒の方であればフレッシュさを前面に出して爽やか系を狙うのも大変効果的ですよ!

 

という事で今回はこの辺で。

それでも面接に自信のない方に対しては私からいくつかのアドバイスがありますので、今後また記事にします。乞うご期待を。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。