公務員試験合格者による公務員試験合格のためのブログ

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【11月版】公務員試験対策としてやるべきこと

みなさんこんにちは!

最近家の近くの教会に書いてある「イエス・キリスト」の文字を見て、略すとイキリトになることに気がついてしまった近藤です。(不快に感じた方すみません、でもわざとじゃないんですアーメン)

 

さて、気がつけば11月です。試験まで半年になりましたが、受験生のみなさん順調に試験対策は進んでいますか?

当然、自信を持って進んでいると答えられる方はほとんどいないと思います。公務員試験の範囲は膨大ですから。結局試験本番までに範囲の勉強全部終わらないんですよ。でも合格できます。筆記試験は6〜7割取れれば合格しますから。あ、半分とらなくても筆記が通る試験もあります。その試験種についてはこのブログで詳しく取り上げていますから、過去記事から探してみてください。

とにかく、手がつけやすいところから今できることを着実に進めてください。なかなか理解できない問題は後回しでいいです。壁に当たって時間を浪費しないようにしましょうね。

 

では本題です。

今回は行政法マクロ経済学、時事についてお話しします。依然としてメインに力を入れるべき科目は数的、ミクロ、憲法民法ですので、【9月版】の記事を参考に学習を進めてください。

 

koumuinkantou.hatenablog.com

 


行政法

予備校や学内講座を受講している方は、既に講義を受け終えたか、現在受講中の方が多いと思います。他の法律系科目と同じで、レジュメやテキストで一通り学習→スー過去(過去問なら何でも)の順にガンガン取り組んでいけば問題ないです。

独学の方も他の法律系科目と同じように、ザ・ベストなどの導入本→スー過去で問題ないはずです。

民法と違って行政法に関しては、理由を考えすぎると腑に落ちない判例がけっこうあると思うので、理解が難しい範囲は機械的に覚えてしまって下さい。「ガソリンスタンド事件」とかひどいもんですよね。理不尽すぎて逆に覚えやすかったですけど。

行政法は少々とっつきにくいですが、民法よりはるかにボリュームが少ないので慣れてしまえば得点源になります。ある程度時間をかければ誰でもできる科目ですので、本番で高得点を狙えるよう頑張りましょう!

 

マクロ経済学

9月版でミクロのことを書いた時に付け加えるのを忘れていたのですが、経済は基本的に導入本(らくらく経済学シリーズがおすすめ)→スー過去の順に進めて下さい。

予備校や学内講座を受講されている方も、分かりづらいところは導入本に頼るといいと思います。私も通っていた予備校の経済の授業が、話を聞いていると死ぬほど眠くなる講師だったので、分からないところは導入本を見て自力で理解していました。(私は悪くない、講師が悪い。社会が悪い。アベ政治を許さry)

ただしマクロはミクロと違って、内容にある程度関連性があります。分からないところを飛ばして学習すると、気がついたらどこでつまずいたのかも不明ということになりかねませんので、分からないところは一度立ち止まって解説をよく読んでみて下さい。今日解説を読んで理解できないところは、翌日また読んでみるというのを繰り返して1週間もすれば大抵の問題は理解できると思います。それでも理解できないところは機械的に覚えるか、飛ばしてしまっても良いのかもしれませんね。

 

時事

ニュースと新聞を読みましょう。一人暮らしの方はネットニュースと電子版の新聞で大丈夫です。論文対策にもなりますので、社説なんかをノートにまとめてみるのもよいかと。

毎年1月に『速攻の時事』の最新版が発売されますので、来年度受験の方は必ず買うようにして下さい。時事にあまり自信のない方でしたら、今年度版の『速攻の時事』も購入して読んでみると問われやすいトピックが分かると思います。どうせ中古で安く売ってますし。

時事は特別区だと教養の選択問題で6問出題されます。かなりの問題数ですが、難易度が高いので全問正解を狙いに行くのは困難です。とはいえ日頃から時事対策をしているとなんとな〜く二択くらいに絞れると思うので、選択問題の数合わせに使いやすいと思います。

それ以外の試験種でも「時事」という科目は無くても時事に絡めた問題は必ず出題がありますので、時間に余裕のある今の時期から1日5分でもいいので時事対策してみて下さい。

 


以上、今月は行政法、マクロ、時事についてでした。自然科学系についてはまた個別に記事にしたいと考えていますのでしばしお待ちを。

 

そういえばこの前、とある受験生の方から「民法の過去問が難しくて全然できないのですが、どうしたらいいですか?」との質問をいただきました。確かに難しいですよね、民法。私もだいぶ苦戦しました(というか本番もできてない)。

民法に限らず全ての科目に言えることなのですが、難しい科目は特別区や市役所の過去問だけやって下さい特別区や市役所の過去問は難易度が低く、覚えたことがそのまま出ますのでインプットに最適です。国家系は問題の難易度が高いので、直前に手をつけ始めれば良いと思います。

 

それから裁判所一般職の受験をしないと決めている方以外の(少しでも興味がある)方は、ぜひ一度裁判を傍聴してみてください。時間に余裕のある年内のうちに傍聴を済ませておくと、来年仮に面接試験まで進んだ時に役立ちます。傍聴についてはまた近日中に詳しく記事にする予定ですのでこちらもしばしお待ちを。

 

それでは皆さん体調管理に気をつけて今月も試験勉強に邁進して下さいね!

最後まで目を通していただきありがとうございました。